赤ちゃんが熱を出しているとき、ミルクをいつもより飲まなくなるのはよくあることです。でも「どのくらい飲まなければ危険?」「病院に行くべき?」と不安になるママ・パパも多いのではないでしょうか。この記事では、発熱中にミルクを飲まなくなる理由から、今すぐできる対処法、受診の目安まで詳しく解説します。
① 発熱中にミルクを飲まなくなる理由
発熱中は体がウイルスや細菌と戦うために多くのエネルギーを使っており、消化活動にまわすエネルギーが減ります。そのため食欲・飲欲が低下するのは、むしろ体の正常な反応といえます。
また、のどや口の中が腫れていたり、鼻づまりで呼吸がしにくかったりすることも、飲む量が減る原因になります。
ポイント:「飲まない=危険」ではなく、水分がとれているかどうかが最重要です。
② どのくらい飲まなければ心配?
様子見でOKな目安
• いつもの半分〜6割程度は飲めている
• おしっこが1日5〜6回以上出ている
• 機嫌が悪くても、少しあやせば落ち着く
心配が必要なサイン
• 8時間以上ほとんど飲まない・口をつけない
• おしっこが1日3回以下、または出ていない
• 口や唇が乾いている、目が落ち込んでいる
【脱水チェック】皮膚をつまんでもすぐ戻らない/泣いても涙が出ない/ぐったりして反応が薄い場合は要注意です。
③ 飲ませるための工夫・対処法
少量をこまめに
一度にたくさん飲ませようとせず、5〜10ml程度を15〜20分おきに繰り返し与えましょう。
ミルクの温度を調整する
熱があるときは少し冷たい(人肌以下)ミルクの方が飲みやすいことも。温度を変えて試してみてください。
経口補水液・白湯を活用する
ミルクをどうしても飲まない場合は、乳幼児用の経口補水液(OS-1など)や白湯で水分補給を。ただし与えすぎに注意。
母乳育児中なら頻回授乳を
母乳は消化が良く、免疫成分も含まれています。量が少なくても、こまめに吸わせることを意識しましょう。
④ すぐに受診すべきサイン【受診目安】
以下に当てはまる場合は、迷わず小児科・救急へ連絡・受診してください。
• 生後3ヶ月未満で38℃以上の発熱
• ぐったりして呼びかけに反応しない
• けいれんが起きた・止まらない
• 呼吸が速い・ゼコゼコしている
• 8時間以上まったく水分をとれていない
• 明らかな脱水症状(涙が出ない・皮膚の張りがない)
• 39℃以上の高熱が3日以上続く
迷ったときは #8000(小児救急電話相談) へ。全国共通・夜間も対応しています。
まとめ
• 発熱中にミルクを飲まなくなるのは体の自然な反応
• 「飲む量」よりおしっこが出ているかを最優先でチェック
• 少量をこまめに、経口補水液も活用して水分補給を
• ぐったり・脱水サインがあればすぐに受診
• 生後3ヶ月未満の発熱は必ず小児科へ行きましょう
• 迷ったら #8000 に相談しましょう
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。赤ちゃんの状態が心配な場合は、必ずかかりつけ医または小児科にご相談ください。


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